「金縛りを引き起こす5つの原因」 睡眠についての情報
金縛りとは幽霊に憑りつかれているのではないか、魔物の仕業ではないか、などといった話をよく聞いたことがあります。ですが本当は幽霊も魔物も全く関係ない睡眠障害の一部分なのです。金縛りは医学的に「睡眠麻痺」と呼ばれており、睡眠リズムが崩れてしまって起こる睡眠障害の一つです。ではなぜそのような睡眠障害が起きてしまうのでしょうか?主な原因を5つに絞ってみました。
生活リズムが崩れている
忙しい時期に入ったりするといつもより寝る時間が遅くなり、生活リズムが崩れてしまう傾向にあります。そんな時体内で時間を管理している体内時計も乱れてしまい、睡眠リズムにも影響がでて、金縛りに繋がる可能性があります。睡眠不足は体内環境も悪くしてしまうため他の病気にもなりかねないので十分注意しましょう。日頃から睡眠リズムを作っておくことをお勧めします。
激しい運動後は金縛りにかかりやすい
急に激しい運動をして体が疲れている時は金縛りにかかりやすくなっています。特に有酸素運動であるジョギングや、水泳は金縛りが発生する率が最も高いと言われています。毎日鍛えているスポーツ選手ですら疲れが溜まっている時に激しいトレーニングを行うと金縛りにかかってしまうとも言われています。ですので、普段より疲れているな、今日はいつもより体に負担を掛けてしまったなと思った時は睡眠時間を少し多めに取ることが重要です。
ストレスが原因で金縛りを引き起す。
辛いことがあったり、不安で眠れなかったりするとストレスが溜まり、自律神経の働きが乱れ睡眠不足に陥る可能性があります。睡眠リズムが崩れてしまうと眠りが浅くなりレム睡眠状態に近い形で金縛りに掛かる可能性が高くなります。レム睡眠とは体は寝ているのに脳が起きているという状態のことで、夢をよく見たり、心拍数や呼吸が乱れ睡眠麻痺を引き起こすので注意が必要です。日頃からストレスを溜めないように気を付けて、もし金縛りにあってしまってもそれをストレスだと感じないようにすることもポイントです。
仰向けで寝るのは金縛りになりやすいので注意。
仰向けは睡眠バランスが最も崩れやすい体制だと言われています。良く「仰向けで寝ると金縛りになる」と聞きますね。その通りです。仰向けで寝てしまうと体がゆるみレム睡眠に入りやすくなります。通常人はノンレム睡眠から入るので逆のレム睡眠から入眠してしまうと睡眠バランスが崩れてしまい金縛りを引き起こす原因になります。なるべく寝返りを打ったりしていろんな体制で睡眠を取るよう心掛けましょう。
興奮状態は危険
旅行先で金縛りにあったなんて経験ありませんか?その原因は旅行中、体が疲れきっているのに脳は興奮状態にあるということです。ホテルや旅館などいつもと違った場所での睡眠は脳への刺激も大きく興奮状態のまま寝てしまうことが多いです。脳が興奮した状態で眠ってしまうと睡眠バランスが崩れ金縛りを引き起こしかねないのでこのようなシチュエーションに出くわした場合は十分に気をつけて下さい。
以上、金縛りの原因5つを紹介しました。金縛りは幽霊などの仕業では無く医学的に証明された睡眠障害の一つなので日々の生活を規則正しく行っていれば引き起こすこともありません。ストレスを溜めずリラックスした状態で睡眠に入れるように工夫しましょう。
「金縛りを引き起こす5つの原因」 睡眠についての情報
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