「自分に合った睡眠時間の見つけ方とは？」　睡眠についての情報

人間の平均睡眠時間は約6時間から9時間の間だと言われています。ですが、これには医学的な根拠があるわけではありません。あくまでも一般的に見て理想的な睡眠時間のデータであり、必ずしもこの時間がすべての人にとって必要な睡眠時間ではないらしいのです。

睡眠時間は人によって様々

「夜だから眠る」という人間のリズムは脳の体内時計で無意識に行われている行動です。人間の体は「明るい時間に効率良く活動し、暗くなると眠る」のように頭と体で調節を図っているそうです。

体内時計による眠る準備は「毎日の起きる時間から15時間ほど前」から始まっており、自分の中にある体内時計を無視して、睡眠時間の平均は8時間だから、「今日から早い時間に寝てみよう」という行動は避けましょう。早い時間から寝たい！と思っても実際、体は眠る準備が出来ていないのです。この行動を取ることによって、寝付きが悪くなったり、夜中に目が覚めるなどの睡眠障害に繋がってしまう恐れがあるそうです。

では、自分に合った睡眠時間を探すにはどうすればよいでしょう。

成人で一般的に必要な睡眠時間は7時間から8時間と言われていますが、睡眠時間には個人差があり3時間から5時間の睡眠で十分な人（ショートスリーパー）もいれば、10時間以上寝ないと活動に支障が出るといった（ロングスリーパー）の人もいます。

まずは自分で自分の睡眠タイプを知る必要があります。

2週間ほど、毎日の起きる時間に合わせて睡眠時間を決めてみてください。7時間なら7時間、きっちり守り生活をしてみましょう。その生活を続けるにあたって昼間に眠気がきたり、体がだるくなったりすると自分に合っている睡眠時間ではないことが分かります。
まだ眠いのであれば最初に設定した時間を延長して再度挑戦してみましょう。また、寝すぎて体がだるくなってしまったのであれば初期の睡眠時間を短縮してみてはいかがでしょうか。
それを繰り返すうちに自分に合った睡眠時間がどれくらいなのかが分かるはずです。
自分に適した睡眠時間が決まれば、あとはその時間をきちんと守り規則正しい生活を行うことが大切になります。
自分に適した睡眠時間を知ることによって、規則正しい生活ができ、身体も健康を維持し風邪に強い体になります。また仕事や勉強でも、睡眠時間の影響で頭の働きが良くなると言われているので、充実した毎日が送れることでしょう。

是非これを機に自分の睡眠時間を調べてみてはいかがでしょうか。

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