「睡眠と入浴の関係とは?」 睡眠についての情報
私たちは寝る前にお風呂に入ります。「体を温めてぐっすり眠ましょう」といった言葉の通り、身体の体温と睡眠はとても深い関係にあると言われています。人の体温は、一日の中で常に変動しています。体温のメカニズムは日中に活動している時は高くなり、夜間の睡眠を取る時には低くなります。おおよその時間で言うと朝、起きてから徐々に体温が上がりはじめ、日が落ちる16時頃をピークに下がり始めるそうです。
その体温が下がっていくこそが睡眠に大きく関係しています。
これは医学的にも解明されていることで「体温がある程度下がると眠たくなる」ということは人間の本質的な部分だと言われています。
そして、体温の低下速度が速いほど、人はより眠気が強くなると考えられています。
【良い睡眠がとれる入浴の仕方】
先ほども言ったとおり「体温が下がると眠たくなる」ということには変わりありません。ですが、急激に熱いお湯に浸かり、寒いところで時間を置くということではないのです。入浴の温度にも睡眠に適した温度が存在するそうです。
温度
良い睡眠を取るために一番適した温度は38度~40度前後と言われています。
これは普段より少しぬるめのお湯と言っていいでしょう。この温度のポイントは
体温を上げすぎないことにあります。一般の人の平均体温は36度前後と言われており
それに適応する体温の温度はプラス4~5度前後だと言います。なので、熱いと感じる温度より少しぬるめのお湯に浸かりましょう。また、時間もポイントで20分から30分を目安にゆっくりと体を温めて下さい。
お風呂に入る時間帯
次はお風呂に入る時間帯です。早く入りすぎてしまうと身体の温度が下がりきってしまい
寝つきが悪くなる恐れがあります。また、寝る直前に入る事も体温が下がるまでに時間が掛かり思うように寝れないといったケースがあります。一度上がった体温が落ちてくるまでにかかる時間は約1時間。なので、お風呂から上がり1時間はゆっくり過ごし、ベッドに入る事にしましょう。
シャワーとお風呂
より良い睡眠を取りたい方はシャワーでお風呂を済ませることはNGだと言われています。
シャワーだけでは体の中の温度は上昇していません。すぐに体が冷えてしまい、逆に睡眠に悪い影響を与えてしまう恐れがあります。できれば湯船にしっかりと浸かりリラックスした状態で良い睡眠がとれるように準備することも大事だと思います。
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