「あなたは大丈夫!?無呼吸症候群セルフチェック!」 睡眠についての情報
寝ている途中に息苦しくなり目が覚めたり、「寝ている時に息が止まっていたよ」と言われた経験がある方は無呼吸症候群の疑いが高いと言われています。この症状をほったらかしにしておくと睡眠障害はもちろんのこと、高血圧や糖尿病、脳血管障害といった大きな病気にも繋がる恐れがあり大変危険です。まずは自分の体の状態を知り、無呼吸症候群の予防に努めましょう。
そもそも「無呼吸症候群」とはどんな病気?
無呼吸症候群とは大きないびきなどが原因で睡眠中に呼吸停止が繰り返され身体が酸素不足の状態になってしまう睡眠障害です。睡眠は日中活動した身体を休ませ、回復する働きを持っています。ですが呼吸が止まり酸素不足に陥ると脳や体に大きな負担を掛け、回復どころではありません。無呼吸症候群になることによって翌日の倦怠感、日中の眠気、作業の集中力低下など生活に様々な支障をきたしてしまいます。
無呼吸症候群セルフチェック
これからいくつか質問していくので当てはまればチェックをしてみてください。
✔大きないびきをかく
✔いびきが止まり息苦しさを感じる
✔自分のいびきでむせることがある
✔よく寝汗をかく
✔朝起きると口が渇いている
✔起床後の倦怠感がある
✔寝たはずなのに体がだるい
✔朝起きると頭痛がする
✔何事にも集中できない
✔夜中何度もトイレに行く
どうでしょうか?あなたはいくつ当てはまりましたか?
自覚症状には個人差がありますがチェック項目が多いほど無呼吸症候群の疑いは極めて強いと言えます。では、ほっておくとどんな病気を引き起こしてしまうのか見ていきましょう。
無呼吸症候群の合併症
呼吸が止まり深い睡眠に入れないまま入眠→無呼吸→中途覚醒→呼吸再開→再睡眠を繰り返します。そのため昼間に異常な眠気に襲われたり、ひどいときには居眠り運転による交通事故をも引き起こす可能性があります。この状態が長く続いてしまうと性格の変化や、知性の低下、幻覚、性的不能などを起こすことも少なくありません。また、大きな病気の原因になってしまう可能性もあるのです。例を挙げると、低酸素で肺の血管が痙攣し肺動脈の血圧が高くなる「肺高血圧」や、「脳卒中」「心筋梗塞」のリスクを高めてしまう可能性があります。
「いつものことだから」「今日は疲れているだけ」などといった軽い気持ちでとらえずに日常生活を振り返り、少しでも「危ないかも?」と自覚症状を感じるのであれば病院で検査を受けることをお勧めします。
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