「ショートスリーパーとは?」 睡眠についての情報
平均的な人間の睡眠時間は7~8時間。これに対し、ショートスリーパーとは6時間以下の睡眠で過ごせる「短眠者」のことです。ショートスリーパーのように、短い時間の睡眠でもなんの支障も無く日常生活を送れるのは、そのような体質だからと言われています。普通の人が無理をして3~4時間の睡眠で日常生活を送ろうとすると、体調を崩し、健康被害に繋がる恐れがあります。では、なぜショートスリーパーの人は少しの睡眠で普通の生活が送れているのでしょう?調べてみることにしました。
ショートスリーパーはレム睡眠が少ない
睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されている状態が続いています。レム睡眠とは急速眼球運動を伴う睡眠で、身体は眠っているのに脳は活動している状態のことを言い、ノンレム睡眠はその反対で、深い眠りについており脳も身体も休んでいる状態のこと指します。この時、体はストレス解消や、ホルモンの分泌を行い一日の疲れを回復しリセットさせる働きを行っているのです。普通の人は、この二つを交互に繰り返し睡眠を行いますが、ショートスリーパーの場合ノンレム睡眠の時間はほとんどありません。その分少ない睡眠時間で体の修復を行い、毎日を過ごしていることになります。
ショートスリーパーだと健康へ影響はあるの?
ここで気になってくるのが、健康への影響はあるのかということです。調べてみた結果「DEC2」という遺伝子を持っているか持っていないかでその影響は変わってきます。
「DEC2」とは?
「DEC2」とは通常の睡眠時間を取らなくても健康被害に抵抗できる性質を持っている遺伝子のことで「DEC2」遺伝子を持ったショートスリーパーですとレム睡眠だけが短くなり、ノンレム睡眠は短くならない傾向があるので健康にはそれほど影響はないと考えられています。ですが、この遺伝子を持たず意図的にショートスリーパーになった場合、レム睡眠とノンレム睡眠両方が短くなっている場合があります。ノンレム睡眠が短くなると自律神経が乱れホルモンバランスが崩れてしまい健康被害に繋がる恐れがあります。
ショートスリーパーの有名人
・明石家さんま
一日の睡眠時間は3時間程度で朝の6時頃に寝るそうです。
・みのもんた
テレビで睡眠時間は3時間であることを発言していました。
・武井壮
一日に45分の睡眠を3回とっているのだとか・・・。
そのほかにも、
畑正憲(ムツゴロウさん) 2~3時間
勝俣州和 4~5時間
伊集院光 3~4時間+仮眠
鳥居みゆき 2時間半
があげられます。ショートスリーパーのメリットはなんといっても普通の人より行動する時間がたくさんあり、一日の時間を最大限に活用できるという点ですね。普通の人が寝ている間にお仕事や勉強をすることで周りの人に差をつけることができるのです。
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