寝ても疲れが取れない要因とは 睡眠についての情報
寝ても疲れが取れない、スッキリしない、身体が重い、そんな日々を送っている人は多くいるのではないでしょうか。今回はその疲れが取れない要因と解決方法を6パターンご紹介させていただきます。
要因その1 ストレスが溜まりすぎている
ストレスというのは、生きているうえでは溜まっていくものです。学校でも、会社でも、家庭でも人それぞれのストレスが存在します。そのストレスの要因としては、あくまで一例ですが眠らなければいけないのに仕事のことを考えて眠れずに不安になる、仕事上のトラブルで不安になる、使っている寝具が合わないなど。
このようなストレスというのは、簡単にいってしまうと溜めないことが重要です。
ストレスを溜めないようにするためにも、発散させることが一番です。発散させる方法は人それぞれですが、例えば外に出るのが好きな人であれば、どこか遠くに旅行に行くだとか、スポーツをして汗を流すなど、家の中にいるのが好きな人であれば、好きな本や漫画を読む、ガーデニングなどしてストレス発散方法をするのが良いでしょう。
ストレスを解消させるために色々と試してみることで、症状が改善されるかもしれません。
要因その2 肝臓が疲れている
肝臓が疲れている場合、睡眠をとっても疲れが取れないことがあります。
肝臓が疲れている状態というのは、暴飲暴食やお酒の飲みすぎで肝臓の処理機能に限界がきている状態のことをいいます。肝臓が疲れていると、疲れがとれない他にも朝の目覚めが悪かったり、体調がよくなかったり、肌や髪の調子も悪くなったりとおお影響は様々です。
肝臓の調子を整える方法としては、オルニチンという有効です。このオルニチンが含まれているものとして、しじみやマグロ、チーズなどがありますので、積極的にこれらを食べること良いでしょう。またタンパク質を含んだものを食べることも有効ですので、一番有名なものとしては卵を積極的にとり入れるようにしましょう。
肝臓に負担をかけてしまったと感じた場合は、上記の食材を意識して取り入れるようにしっかりケアをしてあげることが重要です。肝臓を温めてあげることも1つのケアの方法となっていますので、左脇腹から背中にかけて、蒸しタオルなどを使用して温めてあげるのも有効です。
要因その3 オレキシンの分泌によるもの
オレキシンというのは食欲を増進するホルモンです。血糖値が低くなってくると分泌され、食欲を刺激します。さらにオレキシンはたとえ満腹であっても美味しそうだなと思っただけでも分泌されるので、食欲を刺激してしまいます。食欲も脳内の神経物質によりコントロールされているのですが、オレキシンは血糖値が下がることで活性化します。ですのでオレキシンが増えると食欲が増え、減ると食欲が抑えられるということになります。
また、ドーパミンやノルアドレナリンといった感情の活力を維持する物質の分泌を司る重要な脳内物質でもあるので、仕事で不安や悩みがあるがある場合、オレキシンの分泌が活性化し、これが睡眠の妨げになる可能性があるのです。
まずは夜ぐっすり眠るために身体や脳をリラックス状態にするために、37~38℃くらいの湯船に浸かったり、夜眠る前にはスマホやPCを触らないなどすることが有効です。
要因その4 不規則な生活によるもの
仕事や遊びで不規則な生活になるのはしょうがないことではありますが、この場合肉体的な疲れと精神的な疲れは取ることは中々できません。不規則な生活の要因で多いのが、新生活のストレスであったり、仕事に対する疲れやストレスからくるものです。夜、家に帰ってくる時間も遅くなる分、寝る時間は少なくなるのもそうですが、肉体的に感じる疲労感がとれないと、身体が重いと感じたり、頭が正常に機能しなかったりと仕事においても支障をきたす可能性がございます。
気持ちも下がりがちで、やる気がでないこともあるので疲れがとれない要因となる、ストレスへの抵抗力をつけるようにする必要があります。
ストレスを抑えるために、ビタミンC、ビタミンB群を積極的に摂ったり、自分に合ったストレス解消方法を見つけ出し、取り除くことができればスッキリした状態で朝を迎えることができると考えられます。
要因その5 運動不足によるもの
社会人になって運動をする機会は段々と無くなっていきます。中学、高校とバリバリに部活等で運動していても、今は全くしていないとなると、体力も筋力も衰えてしまいます。
運動を何もしていないとなると、筋肉が縮小し、身体が重い手感じたり、疲れが残りやすいといった原因になります。
また運動をすることで、日々のストレス発散にもなりますし、精神を安定にさせる効果もあります。そして運動することで程よい疲れが残り、夜眠る際には自然に眠りにつくことができるのです。この運動は激しい運動をしなければいけないとうわけではなく、ジョギング、ウォーキング、ストレッチなどの軽い運動を生活習慣の中に取り入れることで、眠りの質にも良い影響を与えて、朝起きた時はスッキリとした状態になるのです。
特に有酸素運動(ランニング、ジョギング、水泳、サイクリングなど)は、行うことで自律神経機能が向上し、睡眠の質も向上させる効果がありますので、運動不足の方は意識してみてはいかがでしょうか。
要因その6 昼夜逆転生活によるもの
昼夜逆転には様々な要因があると思います。もともと生活習慣が夜型という人は、ゲームやスマホを夜遅くまで触っている、友達と夜遅くまで遊んでいるなど。仕事の場合ですと、夜勤や交代勤務による不規則な生活、仕事や人間関係によるストレスや不安、仕事量による寝不足など様々な要因があると思います。
昼夜逆転の生活と睡眠の関係ですが、大きく関係するものがあります。それは体内時計です。
この体内時計は朝の朝日を浴びることで、リセットされます。昼夜逆転の場合はこの体内時計が、時差ボケ状態のまま生活していることになり、影響として、まだ眠い、頭が痛い、身身体の疲れがとれてないと感じることが多くなるのです。
この対策としては、少し触れましたが朝の朝日を15分程度浴びるようにする、毎日の生活リズムを一定にする、寝すぎない、まずはこの3つを意識することで改善に繋がりますので、是非、参考にしてください。
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