快適な睡眠は多くの方が求める課題でもあります。睡眠についての書籍は多数発売されています。自分はどの本を読めばいいのかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらのコラムではいくつかのジャンヌに分け、お勧めの睡眠書籍についてご紹介いたします。
快眠に関する本
お勧めの睡眠書籍、カテゴリーの一つ目は快眠です。心地よく目覚めるために欠かせない快眠に関する本をご紹介致します。
・自律神経の名医がつくったぐっすり眠るためのCDブック
自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授が長年の研究をもとに作成した音楽CD付きの書籍です。快眠には自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にすること
が大切です。副交感神経が活発な状態とはリラックスした状態であり、イライラや不安で高まった情緒を静めることが大切です。この本についてくるCDはヒーリングミュージックとは異なり、医学的根拠に基づき、よい睡眠のための入眠効果を高める音源が収録されています。寝つきの悪い方・眠りが浅い方はぜひこの本を試してみて下さい。
読んだ人の感想・・・寝る前に聞くといいですね、気分も良くなりました。
眠りが深くなって朝まで熟睡できるため睡眠薬を遠ざけることができた。
CDを聞いているうちに自然な眠りを手に入れることができました。
・驚くほど眠りの質がよくなる睡眠メソッド
睡眠のスペシャリストとしてNHKおはよう日本、フジテレビ系バイキングなどのテレビ番組に多数、出演経験のある三橋美穂さんが快眠のための方法をまとめた本です。睡眠環境を含め睡眠に影響を与えるものや、睡眠前に行なうと快眠に繋がる方法を様々掲載しています。三橋さんは快眠セラピスト、睡眠プランナーとして、寝具メーカーで商品の開発研究から枕アドバイザーの育成から、ホテル・旅館での睡眠環境のコーディネート、快眠のための講演など広く携わってこられて経験があるそうです。20年で1万名以上に眠りの悩みを解決してきた三橋さんのとっておきの快眠方法を多数掲載されています。
読んだ人の感想・・・読みやすくて分かりやすい
簡単なのに本当によく眠れるようになりました。
たくさん紹介されている快眠方法の中から、自分にあるものを探すのが面白いです。
実践ことが非常に多く、生活に取り入れることで久しぶりの心地よい目覚めを経験することができました。
・あなたの人生を変える睡眠の法則
「眠りたいのになかなか眠れない。」、「仕事中や勉強中など強い眠気に襲われることがある」など
睡眠に関する悩みを抱える方も少なくないかと思います。脳が十分に働かない
環境ではやる気が出ないこと、仕事がなかなか進まないことは当然かもしれません。
筆者である菅原洋平さんは作業療法士として、民間病院の精神科で就労後に、国立病院
にて脳のリハビリテーションを行ってきた経験を持っています。医療現場で身に付けた知識と経験から、生体リズムや脳の仕組みの基づいて行う企業研修は全国各地で開催され、
テレビや雑誌などにも注目を集めています。
仕事のパフォーマンスを高める方法、睡眠のメカニズムについて科学的な視点から分かりやすく説明してくれています。
読んだ人の感想・・・睡眠がやる気につながるということは衝撃的でした。
科学的な根拠に基づいたアプローチであるとのことでとても参考になった。
4-6-11の睡眠の法則というのが面白かった。
睡眠と美容に関した本
いくつになっても女性として気になる美容のこと。最近では男性でも美容に気遣っていらっしゃる方も少なくありません。美容と睡眠には深い関連があります。いつまでも美しくいたいと考えている方にお勧めの睡眠と美容に関連した本をご紹介します。
・きょうの睡眠ダイエット:4週間でヤセ体質に変わる
「4週間で2度と太らない体に」を合い言葉に、睡眠を変えるだけで10キロのダイエット、著者自身が実践しいて成功した方法を紹介しています。実践しやすいノウハウをまとめて紹介しています。本書で紹介するダイエット方法は食事制限や我慢が必要なダイエットとは異なり、睡眠方法を変えるだけです。睡眠前の行動を変えるだけでも体にも影響を与えることに衝撃を受ける方もいるのではないでしょうか。睡眠不足に悩んでいる方にもおすすめの本です。
読んだ人の声・・・ちょっとした気づきや行動でダイエットできる。
ダイエット目的でなく健康にも効果ありそう。
食事制限・運動といったダイエットは続かないけど、この方法なら出来そうな気がする。
・ダイエット外来の寝るだけダイエット「痩せホルモン」を分泌させる睡眠法
30年で3万人の肥満を治療した肥満外来の専門医であり、メタボリックシンドロームのとらえ方・体重コントロールの重要性について指導や治療などを経験している著者佐藤桂子さんが、健康に痩せる55の眠り方を紹介しています。たかが睡眠と思っていませんか?正しい睡眠がとれていないことで、様々なデメリットを受けていると知っていたでしょうか。この本では、年齢ごとの眠り方や睡眠不足の原因別解決方法を紹介しています。
読んだ人の声・・・睡眠とダイエットの関連性を感じた。正しく眠れば自然と痩せていくという著者の主張に納得です。
睡眠って大切なんだと再認識しました。
・美人をつくる熟眠スイッチ
著者小林麻利子さんは、睡眠改善インストラクター・ヨガインストラクター・食生活管理士・アロマテラピーインストラクター・上級心理カウンセラーといった様々な資格をお持ちです。睡眠から入浴、運動など1000名以上の女性に対してカウンセリングを行い、悩みを解決してきたそうです。講演活動やWEB連載に加えテレビ・雑誌でも活躍している著者は、この本で睡眠に着目しており「美人は寝ている間に作られる」というスローガンを掲げています。内容としては、就寝30分前のケア、ベッドルームの作り方、入浴法、お昼の過ごし方などを紹介しています。眠りをタイプ別に分類しているので、自分のタイプを知ることも興味ぶかいかと思います。
読んだ人の声・・・幅広く睡眠・美容について記載されているのでとても面白かった。
不眠気味や冷え性の方におすすめの本です。
細かいことが苦手でもトライしやすい。
イラストが多くみているだけでも面白い。
2017年に発売された睡眠に関する本
最新の睡眠知識を手に入れたいという方には、今年発売されたばかりの睡眠本をご紹介します。お気に入りの本をみつけて最新の睡眠知識を身につけて下さい。
・毎朝、目覚めるのが楽しみになる大人女子のための睡眠パーフェクトブック
睡眠コンサルタント・産業心理カウンセラーでもあり、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科で睡眠を研究し修士号を取得した、著者友野なおさんが「自分を大切にする方法」として眠りを変えるだけで美肌・仕事の成果も手に入ることを提言しています。小顔を作る方法・ずぼらでもできるアロマ・寝不足で食欲アップ・良く眠れる人の寝返り力など女性視点で考えられる睡眠方法を紹介しています。
・SLEEP最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
著者はアメリカ健康部門のポッドキャストで人気ナンバーワンを誇るクリエイターである
ショーン・スティーブンソンさんです。彼は企業や個人向けの健康アドバイザーとして活動し、650万人の生活改善を行ったという経歴を持っています。スティーブンソンさんが学生時代に経験し学んだ「良質な睡眠」について書かれており、食事・ベッド・寝る姿勢・パジャマまで睡眠に関する技術が凝縮されています。
読んだ人の声・・・睡眠の優先度が変わりました。ビジネスパフォーマンスを増大させるための方法がまとめられていて感動しました。
・スタンフォード式最高の睡眠
大人気のスタンフォードシリーズの書籍です。スタンフォード大学医学部精神科教授であり、同じくスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長でもある著者西野精治さんが科学的エビデンスに基づき「究極の疲労回復」と「最強の覚醒」をもたらすための方法を書いています。
寝不足の解消には3週間かかる、就寝直前の脳のはたらき、夢はたくさん見たほうが良いなど睡眠に関する新事実も掲載されています。世界の睡眠医学をリードし、「世界最高」と呼ばれるスタンフォードの睡眠研究の結果が詰まった本です。
読んだ人の声・・・結果と理由がちょうどいいバランスで書かれている。
睡眠の知識で知らないことが紹介されていたので面白かった。
今回紹介した本のほかにも睡眠について執筆された書籍は多数発売されています。本を選ぶコツは自身の生活習慣にあった本であることで。お気に入りの睡眠本を探し、快適な睡眠を目指していきましょう。
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