睡眠と脳波の関係 睡眠についての情報
まず脳波とは、脳から生じる電気活動を記録したものを言います。本来ですと、「脳波図」と呼ばれますが、一般的に普及している言葉として脳波と略されて呼ばれることが多いです。今回はそんな脳波と睡眠についての情報です。
睡眠時の脳波の種類
睡眠時における脳波には様々な種類があります。脳波は脳の活動状況を示すものであり、意識があるときほど脳波の周波数は高くなり、その振幅は小さくなります。逆に、眠くなったりし、識がうっすらしてくると、周波数は低くなり、振幅は大きくなります。
●脳波の種類
・α波
この波は目を閉じて安静状態になると現れる形で、周波数は8~13Hz、振幅30~60μV程度の不規則な波を示します。
・β波
この波は集中している時によく現れる形で、周波数14~30Hz、振幅30μV以下の不規則な波を示します。
・θ波
うとうとしている状態、浅い睡眠状態のときに現れる形で、周波数は4~7Hz、振幅は10~50μV程度の波形を示します。
・δ波
深い睡眠や、麻酔に打たれている状況のときに現れる形で、周波数は0.5~4Hz、振幅は20~200μV程度の波形を示します。
睡眠中の脳波
睡眠中の脳波を見てみると、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類が出てきます。
人は寝つき始めると、だんだん深い睡眠に入っていき、徐々に心拍数や血圧、体温などが低下していきます。この状況をノンレム睡眠と呼び、脳は休息している状態になり、脳波はδ波が多くなります。次に脳波は急速に眠り始めと同じ状況になり、浅い睡眠時に見られるθ波が多くなります。この状態をレム睡眠と呼びます。
睡眠はこのノンレム睡眠、レム睡眠が約90分周期で交互に繰り返されて成り立っています。
まとめ
脳波についてはあまり良く知らなかったのですが、調べてみると覚醒時と睡眠時で違う脳波があったりと、奥深いものですね。まだまだ勉強不足で内容をしっか理解できているか不安ではありますが、これからも少しずつではありますが、勉強していきたいです。
見ていただいた皆様は是非とも参考程度にして頂けたら幸いです(見てくれるだけでもありがたいです、、、)
睡眠と脳波の関係 睡眠についての情報
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。